当研究室では、光ピンセット技術と高分子混雑効果を活用し、安定な3次元の細胞組織体を構築する実験手法を発展させてきました。本手法は、合成ゲルなどの人工的な足場を用いず細胞に“優しく”、数分間で3次元細胞組織体を構築できることが特徴です。今後、再生医療や組織工学の分野への応用展開が期待されます。今回、実験手法に関して、一連のプロトコルをまとめて、オンラインビデオジャーナル(国際誌): Journal of Visualized Experimentsに発表しました。第1著者山崎君(M2)、・第2著者辻君(2018年MC修了)。谷口博士(Polish Academy of Sciences)との共同研究。