本研究室の修士2年の岸本幹史君が、エンジニアリング革新のコンペティション「インジニアム」 (クエスト・グローバル主催)において、”人類進化シミュレーション:縄文・弥生時代における 文化変容モデルの遺伝的操作予測と評価の試み”の研究テーマで発表を行い、優勝しました。

本研究は、病縄文時代各期の遺跡のデータから次期遺跡をシミュレーション解析で予測し、実データ解析の遺跡の拡散度合いを基準に生成遺跡の妥当性の評価を行ったものです。シミュレーションより求められた未発見遺跡の分布と広がりをもとに、なぜ150年程度と短い期間(弥生時代)で稲作が日本全土に広がることが出来たのか?を検討しています。なお、本発表は、生命医科学研究科の大澤君(生体情報研)と文化情報研究科の大久保さんとの3名の取り組みになります。